常に僕は「人を動かすにはどうしたらいいか」を考えます。
はじめにこれを聞いたのは、実は舞台でした。舞台で周りの人に「こう動いて」というのは簡単ですが、言わずとも自然に仕向けることができる、と先生が教えてくれました。
そして武蔵学院でも、どうやったら生徒が動くのか、を常に考えさせられてきました。
直接「こうしなさい」と言っても人は動きたがらない、これはまさにそうだと思います。
例えば
「毎日単語を書きなさい」
これは間違いなく生徒は嫌がります。
「入試ってこれだけの文章を読めるようにならないと点が取れないんだよ。じゃあ今Aくんに必要なものは何だと思う?」
こういう話をすると、実際に自分に必要なことは何か気づいてくれます。
気づきは行動するきっかけになります。
その気づきを与えてあげられるかはタイミングや言葉の選び方で決まってくると思っています。
今のテストが終わったタイミングはまさにそういう話をしてあげるタイミングです。
こどもたちにたくさん気づきを与えてあげましょう。
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